正規取扱店 HUNTER(ハンター)
HUNTER(ハンター)
1850年に、イギリス人によって天然ゴムの硫化製法のパテントがすでに登録されていましたが、アメリカ人のヘンリー・リー・ノリスは、そのパテントがイギリス国内のみ有効なものであることに気が付きました。彼は、早速、スコットランドで独自のトレードマークとパテントを登録し、ラバーブーツ製造の最適地を探し始めたのです。そして、エジンバラにおいてレンガ造りの“キャッスル・シルク・ミルズ”と当時呼ばれた工場を獲得し、1856年に株式会社ノースブリティッシュ・ラバーカンパニーを設立します。 その時代、新産業において熟練した職人を現地で探す事は至難の業でした。しかし、4人のアメリカ人が製造機械と共にニューヨークからやって来て、彼らが核となり、多くの労働者に製造技術を伝授していったのです。

1954/1955年の冬、株式会社ノースブリティッシュ・ラバーカンパニーはグリーン・ハンターとロイヤル・ハンターウェリントンを引っ提げ、市場に参入するのですが、最初の受注はたったの36足でした。しかし、彼らは地道に拡販に努め続けたのです。 その後、1966年にユニロイヤルの傘下となり社名変更。1978年、ゴルフボールの製造部門を売却。これはコンチネンタルにエジンバラ近郊ニューブリッジのタイヤ工場の売却に伴われるものでした。 ハンターは最高品質の証しでもある英国王室のワラントを二度も授かっております。 最初は1977年にエジンバラ公から。続く1986年には女王陛下によっても与えられ、既に30年以上も英国王室の御用達ブーツとされています。

2004年、インターフロアー社からハンターの経営陣と投資家によるMBOにてハンターラバー社として独立。つづく2006年5月、新たに有名ブランドグループの資本参加を受け、社名がハンターブーツ社となる。 ハンター・ウェリントンはこの50年もの間、本当に多くの変化を経験してきました。たったひとつの実用的な商品が、今ではとてもファッショナブルなアイテムとして受け入れられるようになり、ことに、セレブリティと呼ばれるような人々にも好まれ、今では各代理店からの発注も一度に何万足も来るようになりました。かつての、たった36足の初回受注も今は遠い昔のことのように… ハンターブーツ社はスコットランドのヘリテージブランドとして、より長期的な成長を目指した取り組みをはじめています。

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