RED WING (レッドウィング) 9inch Logger Boots (9インチロガーブーツ)
9インチ丈、スチール・トウのロガーブーツは、レッド・ウイングを代表するアイテムのひとつとして、1970年から存在しているロングセラーモデルです。
このたび、このブーツのレザー、ブラック・クロームを、いわゆる「茶芯」のレザー、ブラック・クロンダイクに変更し、品番を変更いたします。
現行のスチール・トウのロガーブーツは、1971年に登場して以来本国アメリカで今日でも続いている、#2218の仕様違い商品です。
日本においても1990年代初頭より販売されているこの#2218は、本国アメリカの作業靴市場の都合で2010年頃、そのレザーをフルグレインのオイルドレザーに変更することとなりました。
その際に、1980年代から続くブラッククロームレザーを維持すべく、日本向けの品番#8210がつくられ、日本での販売がこちらに切り替えられました。
今回は、その#8210のレザーを、1980~90年代のブラッククロームに近い、茶色のクラスト(ベースとなるレザー)を持つブラック・クロンダイクに切り替え、履くにつれ茶色の芯地が見えてくる、という当時のブラック・クローム・レザーの特徴を再び味わっていただけるようにするものです。
ロガーブーツの最大の特徴は湾曲のついた高いヒールです。この「ロガー・ヒール」は山の斜面を歩いて降りる際に、ヒールを土にめり込みにくくするためのデザインだと言われています。レッド・ウイング社がこのヒールを最初に採用したのは1940年の事です。
その年のカタログで、このヒールを備えた9インチ丈のレースアップブーツを「ロガーの為に特別につくられた」ブーツと紹介しています。