REDWING (レッドウィング)
・6inch Classic Moc
レッドウィング社は1952年、白く底が平らでクッション性に富むトラクショントレッド・ソールをワーク・ハンティングを用途とする男性用のブーツに初めて導入し発売しました。8インチ丈のブーツ#877です。このブーツは発売と同時に大成功を収め、数年で様々なバリエーションが広がりました。6インチ丈の#875もそのひとつです。
モカシンタイプのつま先(モックトゥ)などが持つ履きやすさ。どのような場所でも歩きやすく長時間履いても疲れにくいトラクショントレッド・ソール。さらに、良質なレザーや堅牢なつくりがもたらす機能性と耐久性で、#875は#877と共にワーカー達に絶大な支持を得て、アメリカを代表するワークブーツとなり、その後約65年経った現在でも、レッドウィングを代表するブーツとして愛され続けています。
#8883は他のクラシックモックとは異なり、フットベッドを挿入することを前提にラストの底面部に一定の厚みを設けた、モックトゥ用の45番ラストを使用しています。付属のレザーインソールを使用することでフィット感を調節することも可能です。また、ウェルトも立ちコバを採用しているのでボリュームのあるシルエットとなっています。
レザーは少し茶色味がかったグレーカラーのコンクリート・ラフアンドタフを使用しています。ラフアンドタフは、銀面(革の表面)をわずかに擦って加工し、オイルとワックスを加えたヌバック・レザーで、独特のムラ感と、靴の仕上げ段階で加えられるシワ感を持っています。このレザーでつくられたブーツは、最初から履き込まれたブーツのような味わいを持っています。