REDWING(レッドウィング) Classic Work/Moc-Toe(クラッシックワークモックトゥ)
アメリカを代表する靴のひとつ、レッド・ウィングのClassic Work 6"Moc-toe。そのルーツは、1950年代に、ハンティングブーツとして発売された「アイリッシュセッター」(#877-1952年、#875-1954年)です。
クッション性の高い、白い平らな底を持つソールを従来のハンティングブーツに組み合わせた革新的な試みで、ハンター達のみならず、全米のワーカーに、このブーツが広まったのです。足をしっかりホールドする上質なレザーのアッパー、クッション性に富むソールによる快適性などは多くのワーカーにうれしい驚きを与えました。特に建築現場で働くワーカーは、ひっかかりのない平らな底が、危険な高所の梁の上を歩く際の安全性を高めることから、このブーツを特に愛用しました。
その後「アイリッシュセッター」の名前が「クラシックワーク」と変わりはしましたが、このブーツは、その誕生から60年経っても、当時のまま、レッド・ウィング社の米国工場でつくられ続けています。