Work Oxford / Round toe
1953年に開発された877の爆発的な人気とともにレッド・ウィングを代表するソールとなり、その後の今日のトラクショントラッドソールへと進化したウェッジ型のクッションソール。
1950年台半ばには、6インチ丈、オックスフォード・モックトゥ等、様々な型にこのソールが用いられた。
そして、ラウンドトゥのオックスフォードもこのソールを使用した#303が造られた。
これは、ドレスタイプのアッパーを使用したモデルで、ワークシューズよりはドレスカジュアルといった佇まいを持っていた。
残念ながらこの#303は数年で姿を消すことになる。
1980年台に入りレッド・ウィングの市場が、アメリカ国内から世界中へ拡がるようになると、それにともなって商品ラインナップも拡がった。
そうした中で、一度姿を消していたワークオックスフォードの製造が再開。1985年にまずモックトゥ、続いてその翌年、ラウンドトゥのワークオックスフォードが#8102という品番で、かつてとは少し違ったデザインで復活した。
このモデルはワークブーツらしいボリュームをもった8番ラストを使用したモデルであった。このラウンドトゥのワークオックスフォードは1994年まで製造された。
今回そうした歴史を踏まえて、再びワークオックスフォード・ラウンドトゥを開発。
この新たなモデルには、スッテチド・ストームウエルトにダークブラウンのミッドソールを使用し、コバ周りにはボリューム感を持たせた仕様となっている。
その他、ドッグテールやレザーライニングなど、モックトゥと同様の仕様でありながら、ラストには8番ラストを使用することで、ワークブーツらしいボリューム感をもたせたオックスフォードに仕上げた。
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